Twitterのコミュニケーション
11月にtwitter上のアカウント(@hebita164)を一緒に仕事をしている同期に教え、フォローをしあいました。
それまでは、言い方は悪いかもしれませんがアカウントの存在を隠していました。
インターネットが好きで好きで、たまらない人間が集まった、ウチの会社の同期のネットリテラシーは正直、日本一だと思います。
同期10人が集まると二台目の携帯として8人がiPhoneを持っているとか。
隠していた理由
- 会社の関係を自分のプライベートなネットに持ち込みたくない
- 会社の人のプライベートな言動を知りたくない
- 自分のネットリテラシーを知られたくない
フォローした同期の関係性によっては、プライベートな空間に業務が入り込む感覚になりかねません。
また、「同期のリテラシーに追いつけなかったらどうしよう」という、焦りを感じることを嫌っていた面もあります。
その考えもあり、mixiにおいても同期や会社の人間とのマイミク登録は避けて来ました。
Twitterを使う目的
インターネットが好きですが、どこか一歩引いた視線からサービスを利用しないとリテラシーの成長がありえないと思いながらコミュニケーションを取ろうと心がけています。
言うならば「たかがインターネット」なワケです。たかがインターネット上のコミュニケーションスキルなんて、キッカケにはなるかもしれないけど、面と向かった人間の前では何にも役に立たない。
ネットサービスの使い方は、人それぞれで、正解はないと思うのですが。
私の場合には
「twitter上で出会える人との関係作りを心がけ、有益と思われる情報を発信し、自分に興味を持ってもらおう」
というものです。
これは、とても難しくて、「140文字以内で自分の考えを簡潔にまとめ、ウザくならない程度」で投稿する必要があります。
同期とフォローしてみた
隠していたかった感じもあるのですが、自分自身のネットリテラシーの成長のためにも、フォローしあってみました。
自分のリテラシーをフルオープンにする意味でも2年間、作っているサイトをtwitterのwebに掲載してみたり。
ブログを掲載してみたり。
その感想
twitterのサービス性も大きく影響しているのだと思うのですが、意外にクローズな関係性が目立ちました。
Webにおける、こういったコミュニケーションもあるのか、といった呆気にとられる感覚です。
例えば、
- 個人宛てのリプライの往復
- 独自思考ではないノリによる投稿
- つぶやきによる気軽なコミュニケーションを楽しむ
上記は、通常のtwitterの使い方だと思うのですが、自分が想像していたものより、ちょっと違っていました。
会社に来れば何時でもコミュニケーションを取れる人間同士のネット上でのコミュニケーションを見て危惧したことが以下。
Twitterの危険性
コミュニケーションを考えるためのキッカケになったのが以下のエントリー
小野和俊のブログ:Twitterの危険性
伊藤さんはTwitterをやっていないのだが、その理由は二つあって、一つはトークイベントでも話している内容で、ネットの感覚を前提としてサービスを作ると、一般の感覚とずれてしまうことがある、というものだ。そしてもう一つは、Twitterでつぶやいていると、それで満足してしまうのが怖いから、というものだ。
危険で怖いと感じたのはまさにこの内容。
「Twitterでつぶやいていると、それで満足してしまう」という点。
いつでも、顔を合わせることができる人と、気軽なコミュニケーションを取ることは、実際に会ったときにtwitterに依存した話題になる。
例えば
飲み会があって、その御礼を深夜に、twitterで
@hoge 今日は楽しかった!ありがとう!また、飲みましょう
とリプライをします。ですが、楽しかった感想が、それで満足してしまいます。
それよりも、よっぽど、メールを送って「ありがとう」と伝えたり
次の日の朝に「昨日は楽しかった!また飲もう!」と面と向かって伝えた方がお互いに、気持ちがいい。
コミュニケーションのこういった大事な場面を忘れるとコミュニケーション能力が退化する気がして怖い。
かという私も。そういった感覚に成りかけていて、我ながら使い方を整理しなくてはいけないと思います。
また、twitterとメールの違いって何?といった疑問にもブチあたるのですが。