天地人最終回
1年放送をする大河ドラマも今日で最終回。
天地人の企画意図は
上杉家・景勝の家臣でありながら、
豊臣秀吉、徳川家康らを魅了し、
また、最も恐れられた男
その名は直江兼継続上杉謙信を師と仰ぎ、兜に「愛」の文字を掲げた兼続は、その波乱の生涯を通じて、民・義・故郷への愛を貫きました。
「利」を求める戦国時代において、「愛」を信じた兼続の生き様は、弱者を切り捨て、利益追求に邁進する現代人に鮮烈な印象を与えます。
大河ドラマは、失われつつある「日本人の義と愛」を描き出します!
NHKオンラインより引用
1年間大河ドラマを見ると達成感を感じます。
企画意図を一本の筋として通していました。
NHKでなければ、演出ができないであろうスケールやキャスティング。
考えさせられながら1年を見ることができました。
最終回感想
石田三成との「後世へ我らの、義を伝えよ」と言われていた兼続。
それを江戸城で成し遂げた際には、涙しました。友との約束を実直に果す。義の精神をそこに感じました。
お船と故郷の越後を回る際には、政から身を引いた兼続の安堵感や、夫婦で一緒に過ごす幸せさを感じました。
お船と一緒に紅葉の下で語り合う、ラストのシーンでは、小さな頃に母親から教えられた「紅葉のような家臣になりなさい」という使命を、一生連れ添った、お船に認めてもらったのを確認した上で亡くなっていったのだろうと感じました。
年末には、1年間の総集編もあるので、それも楽しみにしたいと思います。