復興ログ

未来の被災地にいるアナタと数十年後のキミたちへ。すべての記録を残します。

「石巻 まちぐるみ結婚式」ってなんだ?

石巻で街ぐるみ結婚式 復興担う2人を祝福

 宮城県石巻市の商店街に、東日本大震災からの復興を担う2人の門出を祝う声が響いた。街づくりを進める一般社団法人「ISHINOMAKI2・0」の代表理事で松村豪太さん(39)=石巻市出身=と渡辺享子さん(26)=埼玉県上尾市出身。震災後に出会って結婚した2人を祝福しようと、16日、地元の商店主らが企画した街ぐるみの結婚式が開かれた。

 

参列して参りました。石巻のアイトピア通りを使って、みんなで結婚のお祝いをしようというもの。その様子をご紹介です。

 

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「かめ七」にて挙式

 

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かめ七さんには200人ぐらい入ったのかな。

 

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その後は、それぞれのお店に分かれて、Ustream越しで数百メートル先にいる、新郎新婦と全ての会場で乾杯!斬新!

 

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こはく(白空/Co Hack)〜石巻フューチャーセンター〜 では松原荘の料理でした!

各会場ごとに料理がちがったようです。まちぐるみ!

 

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まちぐるみで会場も数カ所あるために、商店街の沿道を歩く新郎新婦!

道路の向こう側から手を振る様子は他の結婚式では見ることができません!

 

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Resilience Barでは、新郎新婦への「参列者によるどっきり大合唱」をプレゼント!

お店に店員さんの想定以上の人が入って来たために、「床が抜けるかもしれません!」とのハプニングなアナウンスが発生。まちぐるみ!

 

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小学生から、おとーちゃん、おかーちゃん、良い歳した、おじさん、おばさんまで、まさに老若男女な参列者でした。

 

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ブーケトスはResilience Barの階段から!ブーケをゲットしたのは、高校生!年齢問わずに参加出来るのが、まちぐるみ!

 

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「バージンロードを敷け!」ということで、真冬の強風が吹き荒れる中、みんなでバージンロードを設置!

 

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その後、せっせと畳むのも、まちぐるみ!

 

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今回の、まちぐるみ結婚式を屋台骨となって支えたISHINOMAKI 2.0のお二人に、新郎新婦から花束が。楽しい式をありがとうーございました!!

 

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総合プロデューサーの鹿島さんにも花束。

 

新郎新婦のお二人と、世界に一つだけの式を作り上げたみなさん、本当に楽しかったです!ありがとうございました!

「地域が一つになって、地域の結婚をお祝いする」ということは、祝福される嬉しいことなのだと思うのだけど、ご近所付き合いが希薄になる最近の世の中では、そういった機会に巡り会うことが少ないように思えます。

震災後、多くの人々を外部から受け入れて来た石巻の気質なのではないでしょうか。ご結婚をしたお二人をお祝いしたいと思った人がたくさんいたということですね!

地域に笑顔や笑い声があふれた日となり、とても幸せな気持ちになりました。

 

おめでとうございます!

 

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