石巻からの情報発信が日本の将来を変える可能性
石巻専修大学で開催された津田大介さん(@tsuda)の講演に行ってきました。
資料はこちら!
Ustreamでも配信していました。
石巻専修大学での講演始まります。 (live at ustre.am/OWtS)
— 津田大介さん (@tsuda) 10月 6, 2012
「これからのローカルメディア論」という題での講演でした。
ソーシャルメディア(twitterの話しが主でした)と地域メディアとしてのラジオ放送は非常に親和性が高くこれからの時代も必要とされていくだろうという内容でした。
石巻にもラジオ石巻がありますよね。twitterのアカウントもありますので、ぜひフォローを!
ラジオ石巻は「臨時災害放送局」としてもインターネットによるサイマル放送も行っています。ラジオ石巻のツイートを見ていると、地域の交通情報や注意報などもツイートをしていて、情報ソースの正確さと速報性を見てもtiwtterとの情報の親和性の高さを証明してくれています。下記ツイートは、台風17号発生時のツイートになります。
石巻市役所からお知らせ。19:30 市内の一部に避難勧告対象地域及び指定避難所を発表しました。現在、防災無線でも呼び掛けしています。 twitter.com/fm764/status/2…
— ラジオ石巻さん (@fm764) 9月 30, 2012
以下は、講演内容で気になったところです。
石巻を想定したソーシャルメディアの生かし方
- オンリーワンポイントをアピール
- 重要なのは産学が連携出来る場所
- 将来目指すべき方向性は?
- 未来創造地域・石巻/希望創造地区・石巻
石巻に若者が入って来ている、石巻が成功しなかったら他の地域では成功しない
石巻で成功モデルを作ることが必要
→情報発信がキーになる
なるほどぉー。
地域おこしに必要な力
- よそ者(地域の財産に気がつく)
- バカ者(アイディア)
- 若者(推進力)
よくよく耳にする言葉だと思うのですが、今、この要素が石巻にはそろっています。
震災をキッカケにして、大勢のボランティアさんが石巻に来てくれました。今もなお、石巻の街中には復興支援をしてくれている方が大勢います。足並みを徐々にそろえながら、前進をしているパワーも感じます。
今、東京も含めた「情報発信合戦」が起きているのは間違いありません。
東京 vs. 地方
地方 vs. 地方
地方 vs. 被災地
被災地 vs. 被災地
「よそ者」「バカ者」「若者」を兼ね備えた石巻が地方や東京に勝てるだけの情報発信によって、復興へ向けた成果や結果を発信することが出来なければ、被災地のどの地域でも情報は発信することが出来ず、また、どの地方でも情報を発信することは出来ないのだと思います。そういった意味で、石巻への期待や注目は大きいとされているのです。