Google+のSparksがすごい件
開設から一ヶ月で2,500万人の訪問者があったGoogle+です。過去に例を見ないほどの成長スピードでユーザを獲得しているとのこと。
Comscoreは、Google+の訪問者数は、開設から1カ月弱で2,500万人に達したとしている。Facebookは、2,500万人の訪問者を獲得するまでに約35カ月かかっており、Twitterも30カ月以上、Myspaceも20カ月以上を要したという。
Google+、FacebookやTwitterをはるかに上回る好調な滑り出しより引用
開設直後ということもあり、今は、お試しで使っているユーザが多いのだと思うのですが、次に重要になってくるのが使われ続けるか?という点だと思います。facebookやtwitterとの連携を考えている人もいるようですが、それじゃー、ほぼ使っていることにならない。。と個人的には思っています。
さて、急激なスピードで成長するGoogle+ですが、サービスの人気の秘密は「サークル」という概念らしいです。twitterではツイートは、誰でも見れちゃいますよね。Google+は友達をサークルに所属させて、そのサークル事にアクティビティの公開範囲を決められます。facebookでもリストを作れば同じことが出来るのですが、Google+は、投稿時に公開範囲をお手軽に変えられるような設計になっています。facebookとの違いを出すためにも意識して作られたものだと思います。
Sparks
Sparksがすごいです。サークル程、スポットを浴びていないと思いますが。
Sparksとは?
Sparks はあなたが興味を持っていることに関するコンテンツをウェブ全体からお届けし、友だちと会話を開始できるようにします。
初めて Sparks にアクセスすると、人気のあるトピックの一覧が表示されます。興味のあるトピックが表示されていない場合は、別のトピックを検索します。
たとえば、「ジャグリング」に興味があるとします。「ジャグリング」を検索してトピックを追加すると、いつでもジャグリングに関する最新情報を確認することができます。興味がなくなったら、トピックを削除できます。
Sparks についてより引用
興味のあるニュースを集めたいと思った時にはGoogleニュースの利用が考えられます。Googleニュースの場合には、新聞社、通信社、テレビ局などの大手メディアの記事が掲載対象になるのに対しSparksは記事っぽいのであれば掲載対象になっています。
個人のブログはもちろん、まとめサイトや、専門誌のウェブサイトに掲載してあるエントリーなどなど。
大手メディアではカバーしきれない情報も掲載対象となっており、Googleならではのソーシャルの話題づくりが実現されています。
このSparksの記事がおもしろいのです。どういったロジックで掲載しているのかは分かりませんが、読んでみるとマッチしている感じがします。また、特徴として、話題が似ている、Aという記事とBという記事があった場合に、AかBのどちらかに寄せて表示しているものと思われます。その場合の選択ロジックはGoogleニュースに近いと思います。情報があり過ぎる世の中には最適です。
それぞれ、「石巻」で検索をかけてみると。
「石巻 OR AKB48」のOR検索もなかなか良いです。
Googleがロジックに組み込めそうなのは。
- twitterのツイート数(契約切れでだめかも)
- Googleニュースの記事の評価
- 今までの検索履歴で趣味趣向を学習
- +1による評価
Sparksに関しては、今までの検索のデータがかなり使われていそうな気がします。
きっと、facebookも同じことが出来るのだと思います。facebookがソーシャルの原理主義を貫くのであれば、Sparksのように記事を独自で評価してfacebook.com内におくことはやらなそう。コンテンツ(オリジナルではないけど)をかかえることはやらないと思う。
Googleは「検索」という最強の武器と、得意のウェブコンテンツのクロールを持っているので、人気となる話題を抽出することは容易に出来るだろうなぁ。
ぜひ、一度、Google+のSparksでニュース集めをしてみてください!