復興ログ

未来の被災地にいるアナタと数十年後のキミたちへ。すべての記録を残します。

社会人四年目の仕事に思うこと

若者はなぜ三年目で辞めるのか?入社前に良く読まれた書籍だと思います。

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)


オケラボブログの避難所跡地さんより要約を一部引用

若者はなぜ3年で辞めるのか?

  • 不況により企業が新規採用を厳選した結果、新入社員は一定の能力・専門性を持ち仕事に高い意識を持つ者が多くなった。
  • しかし新入社員に与えられる仕事は従来の年功序列型での新入社員に対するものと同様で、希望していた業務と実際の業務とのギャップが大きくなった。
  • 従来の年功序列型システムは、経済が成熟し成長を維持できなくなったことで崩壊している。
  • その結果、若い世代は将来、(上の世代と同様の)高い賃金をもらう可能性が殆ど無い。
  • さらに業務内容も、年功序列型企業では若手=下級にはやりがいの無いものが割り当てられる。
  • 現在の日本企業で取り入れられている成果主義の多くは年功序列型の上にかぶせただけで、問題を解決していない。
  • 名選手が監督になる制度から、名選手には選手としての優遇措置は与えつつ監督は監督としての資質で選ぶ制度への転換が必要。

一部実感していたり、しなかったりしますが。

社会人四年生

四年目に突入すると、一年目のように「とりあえず与えられた仕事を頑張る」とうい単純明快な考え方が出来なくなりました。
仕事の内容を分かってきたために、理論付けをした上で仕事をしたいと考えるようになったからだと思います。

例えば
この仕事を終えることに意味があるのか?
とか
この仕事って誰のためにやっているんだろうか?
とか。
自分の仕事の効果や意義を知った上で仕事をしたいと思うようになりました。

新卒の時のようにストレートに、ただ「勉強になるから」という理由だけでは、仕事を行う強い動機にならなくなりました。
物事の枠組みが分かってきたことなのかなぁーと思うようもなりました。

ですが、サラリーマンなので与えられた仕事はこなさなくてはなりません。
こういったタイミングで、仕事を辞めようと考え出す人は多いのだろうなーと強く実感する部分です。

四年生で得た仕事の心得等

まだまだな、社会人ですが新卒向けのアドバイスエントリーのように社会人として心得たことをメモ。
先輩に教わったり、自分が感じたことを後輩への指導に活かすというのは、誰でもやっていると思うのですが。
ちゃんとメモっておくのと、おかないのでは意識に決定的な差がでると思ったので、メモしておきます。

とにかく笑顔

とにかく笑顔を絶やさないこと。
場をわきまえた上で、ニコニコしながら仕事をします。
笑顔だけではなく、チームでコミュニケーションを取る中で表情を変えながら、笑えるような空気にします。

あいさつ

人間としての基本中の基本だと思うけど、あいさつが出来ない人が多い・・・
朝は大声で「おはようございます!!!」と言われるのが嫌いな人もいるので
少し低めの声で「おはようございますー」と声をかけるように心がけています。

朝のコミュニケーションの一つとして、天気の話しをするのが良かったりします。
毎日、天気は違うし、相手の調子なども会話から吸収ができます。

時間を確認する

この仕事の重要性や必要となる時間を確認します。
「これはものすごい重要だから、今日中にやります(やってください)」
とか。

仕事がブラブラ残るのは時間がもったいないのと、効率的な業務ができなくなるため。
また、任された方は時間の期限を確認できないと、自分のスケジューリングができなくなる可能性があるため。

考え続けてきた事は常にフィードバック

自分が仕事をしてきた上で「先輩にコレはやって欲しかった」と思ったことや。
ここまでのラインは見ていて欲しかったと思っていたことは実践します。
過去の自分の経験や感想を自分に言い聞かせながら、後輩にお願いごとをします。
こうすることで「仕事の理想像を自分で自分のものにすることができる」と思うからです。

上司や先輩に思っていたことを、今の自分が後輩にフォローする形で行ってあげます。

思いやりを持ってる人間は強い

「小学校の今日の目標」のようですが、これは本当にそう思う。
チームのメンバーや後輩の指導という場面で、親切に仕事を教えられる人間は本当に強いと思う。

「忙しいから後にして」
とか(まぁーわかりますけど・・・)
萎縮して、次から声を掛け辛くなりますよね。
この一言がチームに与える影響を分かっていない人間が多いと思う。

忙しい時でも極力応じようと心がけていますが、ちょっと難しい時には
「ちょっと5分くらい待ってください」
と待ってもらう時間を伝えます。
これで、問題となる会話もスムーズに進むと思います。

まとめ

まだ、技術的なことやコミュニケーションなど、考えていることはいくつかあるのですが
こまけぇこたぁいいんだよ!!

やってもらって嬉しかったことは実践して
やられて嫌だったことはやらない

人間として当然のことを、しっかりと意識することで、いいチームの雰囲気をつくりながら、いい仕事をできると思うのです。




Twitterに投稿 Facebookでshare